新潮社の月刊誌「新潮45」が、2号続けて「橋下徹」特集を組んでいる。
そのテーマは『「最も危険な政治家」橋下徹研究』である。
今月号の12月号は、11月号の続編になっている。
11月号の内容がよかったので、今月号も買ってみたが、前回同様、橋下府政の本質に迫ったものになっている。
編集部の独自調査で府庁職員の自殺問題の原因を明らかにしている記事、また、「反ファシズム」という視点だけでは橋下徹に勝てないという論文。
選挙の前に発行されていたのに、手に入れるのが遅かったと感じてしまった。
「みんなの箕面」でも「反独裁」という視点で記事を書いていたが、もう少し違った観点から切り込んでもよかったかもと思わせる内容である。
12月号の特集の記事の題名と筆者名を紹介する。
●自殺に追い込まれた府庁職員 本紙取材班
●前大阪府知事はやっぱり「病気」である 野田正彰(精神科医)
●「テレビとの共犯関係でつくられた虚像 江弘毅(編集者)
●「反ファシズム論」では彼には勝てない 佐藤勝(作家)
11月号では、橋下氏の「大阪都構想」がいかに実態を伴わない空論か、論破した論文もあり、その反響に応えての続編と言えるであろう。
12月17日(土)には次号が発売されるので、興味ある方は早く購読されることをお勧めする。
その際には、以下のリンクから買っていただけると、私たちの活動の一助にもなるので、よろしければお願いしたい。
前号が好評だったので、今日行った本屋では月刊誌なのに、珍しくバックナンバーも置いてあった。まだアマゾンでは新品同様品が手にはいるので、是非という方はこちらもお勧めする。
「橋下徹」を知ると言うことは、今の日本の政治の状況やメディアと政治との関わり、そして、それらに対する市民の反応や対応の意味を知ることに繋がる。
いろいろな意味で「危険な政治家」と言えるであろう。
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