「みんなでつくろう みんなの箕面」ウェッブで継続して批判してきた、橋下徹・大阪維新の会が作成、提案した「教育基本条例案」について、大阪弁護士会が緊急シンポジウムを持つという情報を入手したので、広くお知らせしたい。

詳しくは最後にビラへのリンクを張るので、それを見ていただきたいが、パネリストとして参加するメンバーが多彩で内容的にも充実したものになると思われる。

小河 勝氏(大阪府教育委員)
坂井良和氏(大阪市会議員・大阪維新の会所属・弁護士)
二宮厚美氏(神戸大学発達学部教授)

それぞれの当事者が席を並べることと、二宮氏は保育や教育の民営化・市場化などに批判的に関わってきた学者で、雑誌「ポリティーク」の編者の一人である。
これは、深い議論が期待できるシンポジウムだと思う。今後の大阪の教育がどうなっていくのか、関心のある方は是非参加する価値のある集会だと思う。

日時:2011年12月3日(土) 13:00〜16:00
場所:大阪弁護士会館2階 201・202
参加費:無料(当日先着200名)

人数に制限があることなので、参加されたい方は、参加申込書にもリンクを張っておくので、是非事前に申し込んでおくことをお勧めする。

今回の「教育基本条例案」といい、「職員基本条例案」といい、これまでの自民党府政でも提案しなかった、上位法律に反する条例案を平気で提案してくる、橋下徹大阪府知事。
この異常さがなかなか理解できなかったが、「新潮45」11月号の特集『「最も危険な政治家」橋下徹研究』での野田正彰氏(精神科医)の文章を読んで、ようやく合点がいった。

橋下徹大阪府知事は「病気」なのである。野田氏によると、精神医学的に「自己顕示欲型精神病質者」あるいは「演技性人格障害」と診断されるそうである。
この人格障害の特徴は以下の6点である。

(1)自己の劇化、演技的傾向、感情の誇張された表出
(2)他人に容易に影響を受ける被暗示性
(3)浅薄で不安定な感情性
(4)興奮、他人の評価、および自分が注目の的になるような行動を持続的に追い求めること
(5)不適当に扇情的な外見や行動をとること
(6)身体的魅力に必要以上に熱中すること

野田氏の見立てでは、彼の中学・高校時代の行動から考えると、(2)以外は全て当てはまるという。そう言われてみれば、「伊丹空港廃港」などさまざまな打ち上げ花火を上げて、いつも自分に注目を集めてきたが、何一つ実現することなく、府の借金は増え続け、今や6兆円を越えているという。

もうそろそろ、大阪府民も大阪市民も目を覚ますべきである。これ以上、橋下徹に大阪を任せるわけにはいかない。
今回の集会については、facebook内でイベントをたて、広く参加を呼びかけようと思う。
普通の大阪を取り戻そう。今緊急の課題は、まさに「当たり前の府政」に戻すことである。

「どうする どうなる 大阪の教育」(表)
「どうする どうなる 大阪の教育」(裏・申込書)