この度の東日本大震災での被災者の皆様には、心からお見舞い申し上げます。そして、犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
まだ行方のわからない方が一刻も早く見つかることを願いつつ、被災され孤立されている方々に早く救援の手が届くことを願ってやみません。

箕面に住んでいる私達は、阪神大震災を経験しました。あの時の教訓が、これからの救援や復興に生かされてほしいと思います。そういう意味では、記憶が薄れつつある今、再度本当に必要な救援とは何なのか、考える必要があるでしょう。

阪神大震災の時、私の実家は屋根が半壊し、空が見えていました。修理業者が足りず、シートでしのぎましたが、雨が降ると2階が雨漏りでびしゃびしゃになりました。それでも、住む場所が残っただけ幸せでした。
神戸の街は壊滅し、多くの方が住む場所を失いました。復興は思ったより早く進みましたが、結局街に戻れなかった方も少なくありません。復興で一部ゼネコンが儲けたという噂も流れました。

テレビでの報道を見る度に、あの時の恐怖と不安を思い出します。
阪神大震災から引き出せる教訓は、たくさんあるはずです。
西日本に住んでいる私達は、落ち着いて何が一番必要なのか考え、今助けを必要としている人たちに、本当に必要な支援ができるように考えていきましょう。

私自身、まだ十分に考えがまとまってません。阪神大震災での教訓など、皆さんのコメントをいただければ幸いです。
少なくとも、あの時と違い、ネットなどでさまざまな情報が錯綜しています。落ち着いて、惑わされないことも大切です。
いろんな情報を集約しつつ、いずれ来る次の大震災に備えて、私達や、市・府・国がどう取り組んで行くべきか、考えていきたいと思います。

箕面市が今回の大震災への義援金、救援物資を受け付けています。
今、個人で送っても混乱しますので、今何かしたいとお考えの方は、箕面市を窓口に救援の手をさしのべられたらいいと思います。

東北地方太平洋沖地震に対する義援金・救援物資の受付を行っています(箕面市ホームページ)

今後、状況を見ながら、箕面市に求める大災害での支援体制の要望などもアップしていきたいと思います。