「みんなでつくろう みんなの箕面」ウェッブを本格始動させたところ、少しずつコメントもいただけるようになり、やはり今「緊急プラン」に対して、まず多くの方に内容を知ってもらい、これからの箕面市をどうするべきか、みんなで考えあっていくことの大切さを感じました。
市の案を通すだけでは、きっと想像以上に市民の生活の土台が切り崩され、取り返しのつかないことになってしまう危険性があると思います。

今必要なことは、「どんな箕面市を作っていくのか」市民レベルでの話し合いも積み重ね、「哲学」をもって街作りを進めることです。そのために大切なことは、情報提供と時間だと思います。削減対象になっていない事業も含め、すべての情報をわかりやすい形で市民に提供することを倉田市長に求め、時間をかけて市民との合意を積み重ねることです。

そもそも、「緊急プラン(素案)」には今後4年間のことは書かれていますが、経常比率が100%以下になった後、どのようにするのかの政策が全く書かれていません。
健全に財政運営ができるようになったら、もう一度「福祉の街・箕面」に戻すのか、一度削減した福祉はもう戻すつもりはないのか、5年後以降のことがどこにも書かれていません。

つまり、「箕面市の未来像」がどこにもないのです。あるのは、ただ経費削減のみ。
ほんの半ページ書かれてはいますが、あれが未来像なら、市民が払う代償に対してあまりにも貧弱です。だから、多くの市民が納得しないのです。

「緊急プラン」に対する私たちの取り組みは、息の長いものになると思いますが、まずは市が募集しているパブリックコメントへ、意見を送りましょう(締め切りは1月16日)。

「緊急プラン(素案)」に対する意見募集

これをスタートとして、多くの市民の方々と繋がりあいながら、私たち側からの「箕面市の未来像」をしっかりと打ち出す取り組みを進めていきましょう。