ここ最近のネットによるつながりの発展には、目を見張るものがあります。
私自身は、個人的に4年ほど前からTwitterを始めました。その時は、実は日本に本格的に入ってきた第2回目のブームでした。実際にはその少し前に、先進的なGeekな人の間では徐々に広がっていました。

その4年前は、ちょうどブログやmixiの最盛期で、自分で情報を発信したい人はブログ、人とのつながりを楽しみたい人はmixiという感じでした。
その中で、Twiitterはテキスト中心の、しかも140字の制限のあるサービス。当時は「ミニブログ」などと呼ばれていましたが、どう使ったらいいのかよくわからず、ブログ仲間や、たまたま知り合った人とフォローし合って、ちょっとした会話を楽しんでいました。

それが、今やTwitterの3回目のブーム。今度の波は大きく、政治家や企業が自分のポリシーを広めたり、宣伝に使ったりしています。一挙にユーザーが増えることで、私自身のフォロワーも急激に増え、会話と同時に、最新の情報を得る場にもなってきています。
そこに、facebookの日本上陸。私は2009年8月から始めていました。実名主義を原則とし、実際の知り合いを「友達」として登録していくのが基本のソーシャルネットワークサービス。そこには、Twiterとは違い、フォロワーをどんどん増やすのとは違う、狭いけど、緊密な会話とつながりがありました。

10数年前のパソコン通信から経験しているものにとって、ここ数年のネットの状況の変化には大きなものがあります。当時は、ネット上のつきあいと、現実に顔を合わせるつきあいを区別し、「オフ会」という呼び方でパソコン友達と会う会を企画したものです。
しかし、最近の状況を見ていると、ネットとリアルとを分ける必要性を感じなくなってきました。ネットでのつながりも、また新しい現実であり、決してバーチャルではないと思うようになってきました。実際、顔を会わせることなくネットだけで仕事を仕上げることは普通になってきているし、私自身ネットで知り合った人間関係で一つのプロジェクトをやりあげたこともあります。

そういう状況の中で、Googleが新しいソーシャルネットワークサービスである「Google+」を始めました。一応、実名を原則とするということですから、facebookと同じSNSのような感じですが、大きく違うところは「友達」という概念がありません。
Twitterと同じように、お互いにフォローし合うのが基本ですが、別にフォロー返しをする必要もありません。
どうやら大きな目的は「情報を共有し合う」ことにあるようです。そういうことならば、私たち「みんなでつくろう みんなの箕面」に最も適切なSNSかもしれません。

今のところは、まだ発展途上のサービスであり、招待制でしか参加できませんが、下記のURLをクリックしてもらえれば、私のサークルに参加できます。ただし、Gmailのアドレスを持つことが基本になりますが。

https://plus.google.com/_/notifications/ngemlink?path=%2F%3Fgpinv%3DnrXoSpaP5RQ%3Acc3Wg7CkzAE

私たち、普通の市民が持つ力は小さいものです。
それがネットの力で増幅できるのなら、いろんなサービスを貪欲につかっていきたいと考えています。